07-01-02_17-48.jpg今月は硫黄島からの手紙を観に行きました。
クリント・イーストウッド監督の硫黄島の戦闘をテーマとした日米双方の視点から描かれた2作品(父親たちの星条旗/硫黄島からの手紙)の日本サイドの作品です。
年末には少々重たいかな~とも思いましたが、父親たちの星条旗を観た相方からの強い勧めもあり、観に行くことに決めました。
世界各国、老若男女(積極的にではありませんが)今まで第二次世界大戦の日本に対する様々な意見を聞いてきましたが…ようやく、素直に受入れることができる作品に出会えたような気がします。

僕は戦争経験者ではありませんが、戦争で戦った方々の心情がとてもリアルに表現されていたと思います。
戦争行為は勿論僕も大反対ですが…あの時の日本人が、誰かに脅かされて参戦したのではなく、こういう気持ちで戦って亡くなっていったんだと思いたい。

こういう作品を日本人が描けないことに寂しさを感じるのと同時に、対戦相手だったアメリカ人が作ったということに救われたような気がしました。
クリント・イーストウッド…前々から大好きな俳優/監督の一人でしたが、更に好きになりました。

メル・ギブソンとクリント・イーストウッドの作品は、時に目を背けたくなりますが…本作品も、描写はリアルでした。
音も、その昔、某A庁の仕事(客先)で聞いた音と同じ…特にライフルの音が印象に残りました。

07-01-02_18-34.jpg父親たちの星条旗も観たくなりました。